インプラント治療

●インプラントとは?
インプラント(人工歯根)とは、歯が抜けてしまったところの骨にフィクスチャー(ネジ)を埋め込んで、そのネジを土台にしてアバットメントと人工の歯を装着する治療法です。

インプラントは審美的、機能的に優れた治療法ではありますが、誰でも簡単に出来る、絶対に良い治療結果が得られるというような万能なものではありません。

●治療ステップ
約3ヶ月～1年。インプラントのネジ(フィクスチャー)が骨としっかり結合するまで、約2～6ヶ月程かかります。
(下顎よりも上顎の骨のほうが軟らかく結合しにくいので、長い治療期間を必要とします) また、手術時間は約1～2時間で、インプラントの手術はほとんどの場合、簡単な麻酔(局所麻酔)のみで行います。

●治療の種類

ブリッジ

固定式である為、装着してもあまり違和感がない。
ブリッジを支え、固定するために、たとえ健康な場合でも両隣在歯を削る必要がある。
支えになる歯には大きな負担がかかり、将来的にその歯を失う原因となる場合がある。

デンチャー

ブリッジでは適応できない大きな欠損に有効。
健全な歯を削らずに補える。
噛む力が健康な状態に比べて３割～４割くらいになる。
口の中に違和感を感じやすい。
クラスプにより隣在歯への負担が大きい。

インプラント

違和感なく噛むことができる。
咬合力が天然歯の約８割回復できる。
隣在歯を削る必要がない。
見た目が天然歯に近い。
手術が必要である。
口腔内の十分な衛生管理が必要である。
治療費が高価である。